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The painscreek killings プレイ感想

 

  • 感想(ネタバレなし)
  • 攻略情報
  • 参考にしたサイトさん
  • 感想(ネタバレあり)

 


◉感想(ネタバレなし)
 無性に推理ゲームがやりたくなり、「Return of the Obra Dinn」と迷って、割引セールだったこともあり結局こちらにした。

 

 結論。

 めちゃくちゃ面白かった!
 探索して、日記帳とか集めて(ペインスクリークの住民、日記書きすぎ)、鍵見つけて、見つけた鍵を使って、また探索して日記帳集めて……の、言ってしまえばただそれだけの繰り返しなのだが、見つけた日記や、探索した部屋の様子(血痕があるとか、薬の容れ物があるなあとか)から色々推理して考察するのは楽しかった。
 公式で推奨されている、「自分でメモをとる」という作業も、本当に自分が探偵(主人公はジャーナリストだけどね)になったような気分になった。
 考察したり、推理したり、メモをとったり、そういう能動的な作業をするのが好きな人や、あるいはゴーストタウンを散策するゲームをやりたい人にはおすすめの作品だと思った。
 ただ推理ゲームと言っても、「逆転裁判」シリーズみたいに、自分で見つけた証拠から矛盾を突きつけるとか、アイテムの組み合わせで何かを見つけるということはない。ただ入手した情報を読んで、「ああかなこうかな」と考え、新たな情報から「ああやっぱそうだったんだ」となるだけで、やってることは正直地味だし、「うおおお!」となるようなトリックとかは別にない。正直、「犯人」も推理しなくても鍵とか集めて「真相」がある場所に行けば自ずとわかってしまう。
 圧倒的な推理!驚きの結末!というよりも、住民たちの視点から少しづつ、「ロバーツ家にまつわる住民たち」の歪さ、不穏さが浮き彫りになってゆくのを噛み締めるのがこのゲームの醍醐味なのかもしれない。
 個人的にはすごく楽しめた。
 難点を上げるとしたら、
 ・酔いやすい
 ・操作性が悪い
 ・推理しなくても犯人がわかってしまう
 くらいかな。
 ただ、上2点は、PCのキーボード・マウス操作が慣れている人なら問題ないと思う。私は不慣れで、PS4コントローラーでプレイした。
 あと、ちょっとホラー描写があるので、苦手な人は誰かと一緒にプレイすると良い。
 私は家の人と一緒にやったが、一人でやるよりも誰かいた方がホームズ/ワトソン的な感じで楽しい……かもしれない。

 ぜひ遊んで欲しい一作です!!
 Switchとかでも出て欲しいなあ。

 

◉攻略情報
意地悪な要素はほとんどなかったと思う。それでも詰んで攻略情報を見たので、必要そうな情報を下記に書いておく。

・「年月日」がロックの答えになる場合の表記方法
「1991/10/2」→「10291」、「1021991」、「100291」
とにかく、「月/日/年」になることに注意

・写真の用途
道中、特定の写真を見せて進める(クリアする)ということはない。EDで写真を選ぶが別に何でも良いっぽい。ただ自身の攻略上必要になるだけ。写真の保存上限はない? ので撮りまくった方が良い。

・よく見えないけど攻略に必要な情報
墓石には名前以外にもよく見たら日付が記載されている。他にも、よく見たらボタンがあるとかよく見たら文字が書いてあるということがあるので拡大+写真撮影は重要。

・メモのとり方
プレイしていて、一番困ったのは、「これどこの鍵?!」と焦ること。デスクの鍵とか言われても、デスクって何どこ?! となってしまったので、メモする時は、「開かない場所」を併記すると良い。また、それが鍵で開くのか、数字で開くのか、数字なら何ケタかも書いておくと非常に便利。
当然、人の名前と、その人が何者なのかもメモしておくと良い。あと年代! 年代を一切メモらなかったせいで時系列がぴんとこないことが多々あったので。


◉参考にしたサイトさん
https://inter7.hatenablog.jp/
 ∟プレイメモ
http://mmrgogype.hatenablog.com/entry/2018/11/11/090536
 ∟攻略メモ
https://wikiwiki7.com/The_Painscreek_Killings/index.php#pop-menu
 ∟攻略wiki

 

 

 

◉感想(ネタバレあり)

以下はネタバレありの感想

 

 

 


チャールズが悪いよチャールズがーーー!!!!!
でもソフィアにちゃんと想いを告げなかったマシューも悪い気もしてきた。いや、人殺ししたビビアンも悪いけど。悪いけどさ、やっぱチャールズ、お前が悪い。
ビビアンもかなり出来る女だったようだし、チャールズなんて捨てちゃって、独り立ちしても良かったんじゃないかなあ。ビビアン側もソフィア側もマシュー側も、同情できる余地があるだけに「チャールズ貴様だけは許さん」という心境になる。
みんながみんな最悪の一手を指し続けてきた結果が町ごと人がいなくなるという事態に……。なんてこった。
最後、主人公をソフィアは助けてくれたけど、ソフィアはスティーブ・モスは助けなかった。さらに、行方不明の男の子を助けず、行方不明の女の子は助けたのって、ソフィア自身は「もう男はこりごりナリ〜」っていう気持ちの表れなのかな。
本作の可哀想ナンバーワンはスコットだと思う。バーナードがやべえやつで勘違いで殺されちゃうし。バーナードってその後どうしたのかな。生きてて無罪放免とかだったらちょっと嫌なんだけど! バーナードのお墓ってあったっけ。また確認しなきゃ。
お医者さんの横領回りのこととか、ビビアンの浮気相手のこととか、行方不明の女の子のこととか、女の子が描いた地図に血痕らしき絵が描いてあることとか、屋敷に侵入した165cmの男のこととか、正直まだ謎の部分があるのでやはりもう一周しようかなー。